Excel関数 IFを使って条件3つ以上に分岐したい場合
Excel(エクセル)の関数シリーズです。
はじめに 簡単なIFを使った関数
エクセルを使っていると、より効率的に簡単に仕事を進める必要がでてくるかもしれません。
関数をうまく使えるようになると、特に繰り返し作業や決まったパターンを手入力することなく、自動で判別して入力してくれることができるようになります。
これを知っていると便利なのが、IFを使った関数です。
IF関数の式の構成は、IF(論理式,値が真の場合,値が偽の場合)となっています。
IF(もし)○○だったら〇〇。そうでなかったら○○。
下の例を見てみるとイメージがわくと思います。
=IF(C4="〇","合格","不合格")
この場合、C4のセルに〇が入っていたら、合格にしなさい。そうでなかったら不合格にしなさいという式を入れましたので、自動的に合否欄(D4)に、合格か不合格が入力されるわけです。
次は、この応用編です。
条件の3つ以上に分岐したい場合
このように人間の頭の中では、簡単にしていることを、パソコンで行うためには、関数の式に当てはめることによって可能になります。
=IF(B5>=80,"〇",IF(B5>=50,"△","×")
B5のセルに80が入っていたら、判定欄に〇を入れなさい。60なら△に、30なら×にしなさいという式を入れました。
=IF(C5="〇","合格","不合格")
C5のセルに〇が入っていたら、合否欄に合格を入れなさい。△なら不合格、×なら不合格にしなさいという式を入れました。
完成です。
最初はわからなくても、やってみると、あぁ、そういうことなのね。と腑に落ちる時があります。関数も同じです。初めてでわからない時は、まず式をコピペをしてみて、やってみることが近道になります。パソコンに指示して上手く動いてくれると爽快感があります。やり始めると結構面白いですよ。