ISO14001の事務局ってどんなお仕事？解説します！
先日書いた記事に対して反響があり、「ISO14001の事務局って、どんな仕事？」そんなご質問をいただきました。
ありがとうございます。
実は私も最初は「ISOって何？」と首をかしげていた一人。
でも、知れば知るほど「なるほど！」がいっぱいの世界なんです。
ISO14001ってそもそも何？
「ISO14001」は、企業や組織が“地球にやさしい活動”をちゃんとやってますよと証明するための、環境マネジメントシステムの国際規格なんです。
簡単に言うと、「環境に悪いことは減らして、良いことはどんどん増やそう！」という仕組みを作って、会社として守っていきましょう、というルールブックみたいなものなんです。
ISO事務局の役割とは
ISO事務局は、組織内でISOマネジメントシステム（品質・環境など）の構築・維持・改善を支援し、運用全体を管理する中心的な役割を担っています。
ISO14001が環境に関する国際規格。ISO9001が品質に関する国際規格ってことです。
主な役割と業務内容
- 規格に基づいた運用方針や手順の策定
- 内部監査や管理レビューの計画・実施
- 必要な記録・文書の管理
- 外部審査機関への対応
- 社内関係者との調整・情報共有・教育
- 組織目標（品質・環境など）の進捗管理と改善提案
求められる能力
- ISO規格や関連法令の知識
- 内部監査の知識と実施スキル
- 社内外の関係者と円滑に調整できるコミュニケーション力
- 全体を俯瞰しつつ細部も把握できるバランス感覚
- 継続的改善を推進するマインド
地味に見えるかもしれませんが、会社の“環境活動”を裏でしっかり支える縁の下の力持ちなんです。
どうしてISO14001が必要なの？
「なんでそこまで？」と思う方もいるかもしれませんが、ISO14001を導入することで
- 会社のイメージアップ
- 取引先や社会からの信頼度UP
- 法律やルールへの対応もバッチリ
- 経費削減や効率化にもつながる
などなど、実はメリットがある訳です。
しかし、会社本来の業務にISO14001の仕組みを組み込まなければ、形骸化する恐れがあります。
そのため、事務局は会社全体の仕組みを十分に把握し、ISO14001の規格に適合するように各種業務プロセスを統合・調整していく必要があります。
まとめ
ISO14001の事務局は、会社の“地球にやさしい活動”をしっかり支える大切なお仕事。
私は以前、ISO事務局を20年間やりましたが、当時良くやっていたなと思います。
事務局長が実質不在でやっていたのが大半でしたね。ほんと自分をねぎらいたいです。
これからもわかりやすく、やさしく、ブログで発信していきますので、「ここが知りたい！」ということがあれば、ぜひコメントくださいね♪
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