gooブログ終了で考えさせられた「デジタル終活」について
昨日の記事で「gooブログ終了前に!大切な記事をオフライン保存する簡単な方法!」について書きましたら、反響をいただきました!
コメントをいただき本当にありがとうございます。
・本人が亡くなってもブログは残ると思っていましたが、ブログ自体が無くなることもあるんですね・・・。オフラインで保存しておければ、見返すこともできますね。
・ウェブページ全体を保存、という方法があるんですね。
ぼくの過去やってた楽天ブログも、いつか消えちゃうのかなぁ。
このgooブログ終了、そしてコメントを頂いてから、改めて考えさせられました。
私自身もブログを書き続けているので、とても他人事とは思えなかったからです。
「ブログって、ずっと残るものだと思っていたのに…」
本当に、そんな気持ちになった方も多いのではないでしょうか。
オンライン上にある知識や情報が、自分が亡くなった後にどうなってしまうのかと、ぼんやりと考えてしまうほど衝撃的でした。
実は、身近なところでも「デジタル終活」の大切さを感じる出来事があったのです。
知り合いが、ご主人を亡くされた後、家のWi-Fiのパスワードが分からなくて困ってしまったそうです。
普段は当たり前のように使っていたネットも、管理していた人がいなくなると、こんなにも不便になるんだと、私もハッとさせられました。
デジタル終活って難しい?
デジタル終活(しゅうかつ)とは、スマートフォンやパソコン、インターネット上にある自分のデータやアカウントを、生きているうちに整理しておくことです。
写真や動画、メール、SNS、ネット銀行など、今はほとんどの人がたくさんの「デジタル遺品」を持っているということになります。
- ブログやSNS、ネット銀行など、自分が使っているネットサービスを書き出してみる
- パスワードやIDを、家族に分かるようにまとめておく
- 残したいデータはバックアップを取っておく
これだけでも、もしもの時に家族が困らずに済みます。
なぜデジタル終活が必要なの?
- 家族が困らないため
万が一のとき、家族がスマホやパソコンのロックを解除できなかったり、ネット銀行やSNSのパスワードが分からずに困ることがあります。 - 大切な情報を守るため
見られたくないデータや、逆に残したい思い出を自分で選んで整理できます。 - 無駄な出費を防ぐため
サブスクや有料サービスの解約忘れによる無駄な支払いも防げます。
ブログやサイトも「消えてしまう」リスクがある
無料ブログは手軽で便利ですが、運営会社の都合で突然サービスが終わることもあります。
せっかく書きためた日記や思い出が、ある日突然消えてしまう。
そんなことが今回のgooブログのように本当に起きてしまうんだと感じました。
エックスサーバーは?
そこで私が気になったのが、使用しているレンタルサーバー「エックスサーバー」のことです。
これは、自分でブログやホームページを持ちたい人向けのサービスで、無料ブログよりも安定していて、データのバックアップや引き継ぎもきちんとできます。
でも、もし契約者が亡くなった場合、どうなってしまうのか調べてみました。
そうしたら、「エックスサーバーの相続に関する解説」をCocoon開発者のわいひらさんがとても分かり易くブログに書いていましたので紹介したいと思います。
わいひら氏「寝ログより一部抜粋」
- サーバー契約者が死亡し、クレジットカードが凍結されると、利用料金が支払えずサーバーはまず「凍結」状態となる。
- 凍結後、約3ヶ月程度支払いがない場合、アカウントおよびサイトデータは「削除」される。
- 凍結期間中(約3ヶ月以内)に支払いを行えば、凍結は解除されサイトを復旧できる。
- サーバー契約者が死亡した場合でも、エックスサーバー指定の書類や続柄が確認できる公的書類を提出すれば、家族などへの契約譲渡(相続)が可能。
- 相続手続きには「会員ID」や「登録メールアドレス」など、契約を特定できる情報が必要。
- 個人名義から法人名義への変更も可能で、その際は個人・法人双方の印鑑証明書などが必要になる。
- エックスサーバーは、書面での手続きを行えば相続・名義変更に柔軟に対応している。
まとめ
gooブログの終了は寂しいけれど、これをきっかけに「デジタル遺品」について考えてみませんか?
わいひらさんのブログ記事は、私にもとても参考になりました。
これからも「自分の大切なものを守る」ために、少しずつデジタル終活を進めていきたいと思いました。
大切な思い出や記録を、これからも家族や大事な人に残していくために考えることが必要だと思いました。
あなたも今できることから始めてみませんか?