伝え方ひとつで変わる、心の距離のはなし
今日は、最近私の心に小さな波紋を残した出来事についてお話ししたいと思います。
個人事業主として日々発信を続けている私ですが、SNSやブログ、noteなど、さまざまな場所でいろいろな人と出会い、刺激を受けています。
そんな中、ひとつの「やりとり」が、私自身のあり方を見直すきっかけになりました。
フォロー直後の「購入お願いします」に戸惑い
先日、ある方のnote記事を読んで、「素敵だな」と思い、思わずフォローをしました。
すると、その直後に「有料記事を販売しますので、購入お願いします」とメッセージが届いたんです。
しかも、それが2回も続けて届きました。
一瞬、「あれ?」と心がざわっとして、なんだか心の中に小さな壁ができてしまいました。
売り込みの気持ちはよくわかるけれど…
もちろん、その方がご自身の活動を一生懸命伝えたい気持ちは、すごくよくわかります。
私も個人事業主として、自分のサービスや商品を知ってもらいたい、応援してもらいたいという気持ちをいつも持っています。
だからこそ、相手の熱意や努力は決して否定したくありません。
でも、実際に自分が「いきなり購入をお願いされた側」になってみると、思っていた以上に戸惑いがありました。
「えっ、まだどんな記事なのかも知らないのに…?」という疑問や、「私のことを知ろうとしてくれているのかな?」という少し寂しい気持ちも湧いてきました。
「もし自分が逆の立場だったら…」と考えてみた
この出来事をきっかけに、私はふと立ち止まって考えてみました。
「もし私が逆の立場だったら、どんなふうに感じるだろう?」
きっと、まずはどんな人なのか、どんな想いで活動しているのか、少しずつ知っていきたいと思うはずです。
信頼や共感が生まれてから、「応援したい」「買ってみたい」と自然に思えるのかもしれません。
いきなり「買ってください」と言われるより、まずは「こんにちは」「ありがとう」といったやりとりから始まる方が、心の距離も自然と近づく気がします。
noteの「無料」のイメージと有料記事のバランス
実際、noteには有料記事の仕組みがあり、クリエイターの活動を支える大切な収益源でもあります。
私自身も、noteで有料記事を販売することの大切さや、読者の応援が活動の励みになることはよく理解しています。
でも、多くのユーザーは「note=無料で気軽に読める場所」というイメージを持っているのも事実です。
そのため、有料記事を案内する場合は、まず無料部分で自分の価値や人柄を伝えたり、徐々に信頼関係を築いた上で提案する方が、読者も安心して受け入れやすいのではないかと感じました。
伝えたい気持ちと、相手への配慮
「伝えたい」気持ちが大きいと、つい前のめりになってしまうことがあります。
でも、相手の気持ちやタイミングを大切にすることが、信頼や共感につながるのだと、改めて感じた出来事でした。
今回の経験を通して、私自身も自分の伝え方を見直そうと思いました。
売り込みやお願いをする前に、まずは相手との信頼関係や心の距離を大切にし、相手の気持ちやタイミングを尊重したコミュニケーションを心がけたい。
そんなふうに思っています。
まとめ
自分の活動や商品・サービスを知ってほしい、応援してほしいという気持ちは、誰にでもあるものです。
でも、まずは相手と信頼関係を築き、価値や想いを伝えることが大切。
有料記事やサービスの案内は、相手の気持ちやタイミングを尊重しながら、自然な流れで伝えていきたいですね。
これからも、心の距離を少しずつ近づけながら、やさしく伝えていけたらいいなと思っています。
今日も、最後まで読んでくださってありがとうございました。